映画
ベタな邦題だなと思ったら、原題を直訳しただけの邦題だった。原題自体がベタであり、わざとベタなタイトルになっているのだ。 とにかくベタ。最初の5分ほどでストーリーが解ってしまう、ラブコメの王道をいく映画。その王道ぶりを臆することなく発揮し、劇…
アンジェリーナ・ジョリーの姿態を見るための映画。アクションにハラハラドキドキより、アンジョリーナ・ジョリーの姿態にワクワクドキドキ。 奇想天外な映画だから大仰なアクションはいいけれど、ちょっとマンガチック過ぎんかな、演出過剰じゃないかな――と…
サミュエル・L・ジャクソン主演。ハリウッドの看板黒人男優サミュエル・L・ジャクソン主演だ。でも、作りはテレビドラマ。低予算。ほとんどの場面がセットであり、ロケのシーンも金がかかっていないのが丸分かり。でも出演陣は豪華である。ヒロインは『バ…
初めの15分ぐらいで話の展開も結末も解ってしまう。それだけに中盤も退屈。さすがにクライマックスではドキドキハラハラしたが。 そのドキドキは中世の戦闘シーンだろう。規模は小さいが迫力満点。時代考証にも忠実みたいだし面白かった。 しかし、この人…
期待外れ。期待していただけにガッカリ。お肌ツルツルのトム・クルーズの青臭さだけが目立った。 トム・クルーズの青臭さは、役作りでの青臭さなのか、まだ若かった彼自身の青臭さなのか。なんだか息苦しいほど青臭い。その青臭さにポール・ニューマン演じる…
俺には才能があると自信満々のハスラーが鼻っ柱を折られ挫折。そして女の愛に支えられて――というありふれた展開。確かにポール・ニューマンは格好いいし、ビリヤードのシーンも緊張感があるけど、展開が在り来りで退屈だ……と思った矢先、思わぬ展開になった…
こんなずさんな連続殺人が何年も解決できないままというのが不思議。でも、こういう殺人鬼は想像できない。 殺人鬼の正体は予想外なものだったが、ストーリーの都合上、正体はすぐに明かされる。すると、最後の落ちもすぐに分かってしまう。でも、面白い。低…
テレビシリーズの『S.W.A.T.』は欠かさず見ていた。懐かしのテーマ音楽が使われており、登場人物たちもメロディを口ずさむ。 久々に見たノンストップアクション。面白かったが、この程度のアクションなら、普通の刑事物でも撮れる絵だ。『S.W.A.T.』…
2回目か、3回目。名作『2001年宇宙の旅』の続編。というか回答編。『2001年』の謎が明かされる。『2001年』を見ていなければ、面白くもへったくれもない映画。 『2001年』でも『2010年』でも米ソの冷戦は続いたままだった。想像力豊か…
最後にはぐっとくるものがあったが、涙は出なかった。ストーリーに納得がいかなかったからだ。 警察官が妻を絞殺、3日後に自首してきた。自首までの2日間、彼は何をしていたのか? 彼はその2日間のことを語ろうとしない……。 その2日間の謎を巡って、県警…
ずっと前に深夜に放送されたのを見た。2、3日、重い気持ちを抱えていたのを覚えている。それだけに、録画したのは1カ月以上も前だがずっと見られずにいた。見るのが怖かった。 反戦映画なのだが、映画の中に平和だの愛だのそういう言葉は出てこない。ベト…
2回目。最初は地上波で放送されたのを見た。ストーリーはありふれているが、その分、隙がなく仕上がっている。 アメリカは男女平等先進国だと思うが、なんでプロスポーツに女子リーグは少ないのだろう。知られていないだけであるのかな。 エンディングタイ…
『のど自慢』ほどの完成度はなかった。急ごしらえという印象がある。ラストも不自然だし。 いい味を出していたのは岸部一徳。山本太郎はワンパターンなので面白くない。西田敏行は暑苦しい。 子役の女の子がよかった。彼女と西田敏行のからみが一番面白かっ…
ヒロインがアンジェリーナ・ジョリーだから見ようと思った。でも全然面白くない。それどころか見ていて腹が立ってきたので早送りで見た。こういう善人面した映画は大嫌い。不義、身勝手、傲慢を絶対的正義の下に隠している。それが不愉快。 ある日突然、ヒロ…
どういう映画か全く知らずに見始めた。始めは世にも不思議な物語りかと思った。『スタンド・バイ・ミー』っぽい話になりかけた。でも、全然違った。 恐怖の正体はすぐに判明する。見えない恐怖、得たいの知れない恐怖に徹して欲しかった。怖いというより気色…
日曜洋画劇場とか、昔、テレビで頻繁に放送していたころに見ていた。前編後編と2週にわたって放送していた。今のように放送時間を柔軟に変更する発想がなかった時代だ。カットしても2時間に収まらない映画は2週に分けて放送していた。 見ていたといっても…
覚醒 [DVD]" title="ガメラ3 邪神覚醒 [DVD]" class="asin"> 炎がすごい。迫力満点。藤谷文子が少し大人になり、中山忍がきれいになった。 ガメラに復讐する少女、前田愛はいくつだったのだろう。去年公開の『バトル・ロワイアルⅡ』でも同じような演技で女子…
ハリウッドのパクリっぽいけど面白い。空飛ぶガメラが格好いい。
2回目。1回目見たときより面白く感じた。 中山忍と藤谷文子はやはり大根。
ファンタジーの名を借りたブッシュも真っ青の戦争映画も大団円。長い戦争も終わった。彼らは力と血で平和を勝ち取った。 見所の戦争シーンは『スターウォーズ』や『レイダース』の影響が多分にあるように思えた。『スターウォーズ』は『スパルタカス』や『ベ…
中途半端。力には力で対抗するしかない、多少の犠牲はやむを得ない、テロも場合によってはやむを得ない――といいたいのか、テロはいけない、たとえ正義のためであっても血を流してはいけない、といいたいのか。その問題提起のための映画だとしても、どちらの…
アメリカというのは個人主義の国。でも、結婚となればやはり家と家の関係が重要になってくるようだ。日本と同じだ。 ヒロインは行き遅れのさえない女。父が経営するレストランの店員をしている。彼女はギリシャ人の父母の間に生まれた。父は強固な民族主義者…