どうもブログは好きになれない。

 ブログそのものが好きになれないのではなく、どうも見た目とか編集画面とか自由にならないのが鬱陶しい。このはてなはブログではないが、なお嫌だ。
 そもそも、ザウルスで細々と続けている日記と連携できないのがつらい。
 日記とブログ。はっきり切り離すしかないかね。

『レディ・キラーズ』(The Ladykillers)2004米

レディ・キラーズ [DVD]
 トム・ハンクス主演なので、軽いコメディの犯罪映画かと思ったが、グロテクスな笑いが多く、最後のほうはブラック・ユーモアの映画になった。
 泥棒集団には個性的な登場人物が揃っているのだが、誰もがどこか汚れていて禁忌なものを匂わせる。
 中国人が火のついた煙草を手を使わずに口に中に隠すという芸当を見せるが、笑うシーンなのにどうも笑えない。その芸当の裏に笑ってはいけない黒い影を感じてしまう。
 安物のコントのようなシーン――この爆薬は叩いても爆発しない、といってハンマーで叩いたら爆発した――も笑えない。爆発した瞬間は笑えるのだが、その結果が笑えない。ハンマーで叩いた男が爆死したなら笑い続けられたかもしれないが、指が吹っ飛んで終わったのだ。彼は不具となってしまい、禁忌となってしまう。
 すべてがそんな調子でグロテスク。気持ちよく笑えない。せっかくの完全犯罪も爽快さがない。

台風一過

 案の定、台風は騒ぐだけ騒いで去っていった。世間では大きな被害を受けた人もいるが、ボク個人に限っていえば、ズボンが濡れて、ベランダのごみ箱の蓋が外れただけ。後は何もない。
 長田さんによると、日経新聞民主党が全面広告を三面載せていたそうだ。全面広告は一面数千万すると聞く。一体、民主党はいくら使ったのだ? どこにそんな金があるのだ? どこから調達してきたのだ?

カンペキ

 有楽町線に乗った。後ろで男二人が話をしている。どうやら、車内吊り広告を見ながら話をしているらしい。
「カンペキって完全な壁と書くと思ってたら、こんな字を書くんだよな。確かに、ワープロで打ったらこの字が出てくる」
「へえ、そうなんですね。今まで知りませんでした」
 ボクも「完全な壁」と思っていた。違うんだ。だったら、「カンペキ」ってどんな字を書くんだ? 気になって仕方がないが、見栄があるので振り向いて広告を見るのも嫌だ。ぐっと我慢して、電車を降りるとすぐに携帯電話で「カンペキ」を変換した。そうだったのか。知らなかった。

暗い職場

 朝礼で売上もいいからもっと明るく仕事をしようと部長がいった。部は大きく三つに別れていて、営業、納品グループは明るいが、開発グループは暗いぞと冗談交じりにいわれた。ボクは開発グループ。原因は明白。課長さんだ。

味がしない朝食

 涼しい。予報では最高気温が25度だそうだ。
 朝夕の食欲がない。食べ始めれば食べる。でも美味しくない。不味くもない。味がしない。一人はつまらない。
 昨日、一昨日と朝ごはんはチーズトーストと牛乳だった。独身時代、毎朝食べていた朝食だ。当時も満足していた訳ではないが、嫌ではなかった。でも、一昨日も昨日も食べるのが苦痛だった。嫌だった。
 今朝は家で牛乳だけを飲み、ドトールベーグルサンドを頼んだ。味が濃いのでそれなりに美味しい。でも、奥様の朝食を食べたい。