どうもブログは好きになれない。
ブログそのものが好きになれないのではなく、どうも見た目とか編集画面とか自由にならないのが鬱陶しい。このはてなはブログではないが、なお嫌だ。
そもそも、ザウルスで細々と続けている日記と連携できないのがつらい。
日記とブログ。はっきり切り離すしかないかね。
『レディ・キラーズ』(The Ladykillers)2004米
トム・ハンクス主演なので、軽いコメディの犯罪映画かと思ったが、グロテクスな笑いが多く、最後のほうはブラック・ユーモアの映画になった。
泥棒集団には個性的な登場人物が揃っているのだが、誰もがどこか汚れていて禁忌なものを匂わせる。
中国人が火のついた煙草を手を使わずに口に中に隠すという芸当を見せるが、笑うシーンなのにどうも笑えない。その芸当の裏に笑ってはいけない黒い影を感じてしまう。
安物のコントのようなシーン――この爆薬は叩いても爆発しない、といってハンマーで叩いたら爆発した――も笑えない。爆発した瞬間は笑えるのだが、その結果が笑えない。ハンマーで叩いた男が爆死したなら笑い続けられたかもしれないが、指が吹っ飛んで終わったのだ。彼は不具となってしまい、禁忌となってしまう。
すべてがそんな調子でグロテスク。気持ちよく笑えない。せっかくの完全犯罪も爽快さがない。
暗い職場
朝礼で売上もいいからもっと明るく仕事をしようと部長がいった。部は大きく三つに別れていて、営業、納品グループは明るいが、開発グループは暗いぞと冗談交じりにいわれた。ボクは開発グループ。原因は明白。課長さんだ。